ひので動物クリニックのBlog

愛知県弥富市にある「ひので動物クリニック」のブログです。

猫喘息と逆くしゃみ

こんにちは、松本です!

 

この間は久しぶりに雪が積もりましたね⛄️

 

私の住む地区は大雪警報が出ていたので、

 

子供の学校が休校になってしまいました💦

 

当の本人は、

 

楽しそうに雪だるまを作っていました☺️

 

さて、今日は猫喘息についてお話ししようと思います。

 

猫は、普段あまり咳をしません。

 

何らかの理由で気管支に炎症が起こると、

 

体を伏せて首を前に突き出し

 

ゲッゲッと音を立てて咳をします。

 

何らかの細菌などに感染して咳をする時もありますが、

 

何か特定の物質に対してアレルギー反応を起こし

 

咳をするのが猫喘息です。

 

軽症の時は断続的な咳程度ですが、

 

重症化すると呼吸困難を起こし、

 

命に関わることもあると言われています。

 

基本的には気管支拡張剤や

 

ステロイド剤を使って治療を行います。

 

継続的な治療が必要な疾患なので、

 

症状が軽快したからといって

 

自己判断でお薬をやめないようにしましょう!

 

また、似たような症状に逆くしゃみというものがあります。

 

これは連続的に鼻から空気を勢いよく吸い込む呼吸のことです。

 

この2つは慣れていないと見分けがとても難しいです。

 

咳をしている…と来院された方が実は逆くしゃみで

 

無治療でよかったということも時折あります😌

 

(頻繁に起こらない限り、

 

逆くしゃみはさして問題はないと言われています)

 

もし咳をしてる!と気付かれた時は、

 

受診時に動画を撮って頂けると

 

診断の助けになります🙆‍♀️

 

いずれにせよ頻繁な咳や逆くしゃみは

 

何か呼吸器系に問題があることが多いので

 

気付いた時は連れてきてあげて下さいね☺️

 

最近のお気に入りは洗濯ばさみ☀️

「とってこい」が大好きです❤️

 

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