ひので動物クリニックのBlog

愛知県弥富市にある「ひので動物クリニック」のブログです。

冬にかかりやすい病気②

こんにちは!

 


看護師の寺澤です☃️

 

 

 

今回は前回の続きで

冬にかかりやすい病気についての

予防や注意点などお話していきます💡

 

 

 

 


①泌尿器系の疾患

 


まずは、飲水量が多くなるように工夫することです

ウェットフードの割合を増やすというのも

一つの策だと思います

猫の場合は、水を入れておく食器の

形や素材などでも好みが分かれるので

色々と試してみると良いです🥣◎

 


そして、おしっこの量、色、回数などを

チェックして今までと様子が違う場合は

動物病院に連れて行くようにしてください🏥

 

 

 

 


 ②関節などの疾患

 


起きてすぐや、寒い場所に出ていきなり

散歩や激しい遊びをするのは避けましょう🐕

また、フローリングなどの滑りやすい床には

カーペットを敷く、滑り止めを貼るなどして

関節にかかる負荷を軽減させる工夫をしましょう

 


関節や骨などの疾患については

定期的に健康診断を受けることが

早期発見につながります🐾

 

 

 

 


③心臓や循環器系疾患

 


特に注意したいのは、高齢の小型犬です

咳は、呼吸器系の疾患である場合もありますが

心臓系の病気を発見する重要な指標でもあるため

咳をしたら注意して観察し

動物病院に連れていくようにしてください😷

 

 

 

 


感染症

 


予防接種は年に1回、接種しましょう💉

また、ドッグラン、ペットホテルなどの

不特定多数の犬や猫が集まる場所は

感染症のリスクが高いため

利用する施設の選択基準の中に

「予防接種や寄生虫駆除を義務付けている」

という観点を加えることをおすすめします

 


また、免疫力を落とさないことも重要で

愛犬や愛猫にストレスのない生活環境を

整えてあげることも大切です🏡

 

 

 

 

 

①〜④それ以外の注意点としては

 

適切な温度と湿度の管理に気を配ることが大切です

冬になったら、寝床に毛布やブランケットを敷く

など工夫して寝床の防寒をしてあげましょう🧺

 

ただし、ヒーターや電気カーペットなどを

使用する場合は、低音やけどに注意してください🔥

 


また冬は、こたつや電気ストーブなど

電気製品を出すことが多くなります

 

愛犬や愛猫が電気コードをかじって感電したり

電気製品におしっこをかけてしまい

ショートさせたりといった事故を起こさないように

注意が必要です⚠️

 

 


ご紹介した注意ポイントを参考に

今年の冬も愛犬や愛猫と

楽しく健康的に過ごしていただくために

気になる様子が見られる場合は

遠慮なくご相談ください🍊☺️

 

 

 

ヒーターを付けると

即座に目の前を陣取ってしまうエアロくん🐶

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