こんにちは。
獣医師の家田です。
近頃、朝晩は寒い日が続いていますね🤧
先日、北海道では
一晩で30cmの積雪が観測された地域も
あったとのことです⛄️
もうすぐ本格的な冬が
この辺りにもやってきそうですね。
私は6年間北海道に住んでいた
経験がありますが
冬はすごく苦手です😿
地面は凍るし、雪かきはしないといけないし
何より寒くて
外に出るのが億劫になってしまいます。
運動不足にもなりがちですよね🤔
ですが
いくら寒くても
お散歩に行きたがるワンちゃんは
たくさんいるかと思います🦮
寒いからといってお散歩中止!
なんてことにしていませんか?
実はお散歩は
ワンちゃんだけではなく
ご家族の健康にも
大きな影響を与えるとされているんです🚶♀️
今回ご紹介させていただきたいのは
2017年にスウェーデンで発表された
研究結果についてです📚
この研究は
2001年から2012年までの研究期間において
40歳から80歳のスウェーデン国民では
犬を飼っている人の方が
飼っていない人と比較して
による死亡率が約20%低かった
としています。
また、飼っている犬種によって
心血管疾患に罹患する割合が
異なることも示しています。
この結果はすなわち
ワンちゃんと一緒に散歩をして
日々体を動かすことが
心血管疾患のリスクを低下させること
また
運動量をより多く必要とする犬種
(狩猟犬や大型犬)
を飼っているご家族であれば
疾患に罹患するリスクを
より減少させることができることを
示しています。
この結果を受けて
これからはワンちゃんのため
だけでなく
ワンちゃんとご家族自身のために
暖かい格好で無理なく
お散歩を楽しんでいただければと思います👟
参考文献
Mwenya Mubanga:Dog ownership and the risk of cardiovascular disease and death –a nationwide cohort study
SCIENTIFIC REPoRTs | 7: 15821