ひので動物クリニックのBlog

愛知県弥富市にある「ひので動物クリニック」のブログです。

仔猫の性別の見分け方

 

こんにちは🍉☆

 

看護師の寺澤です!

 


6月後半は晴れの日が続き
すっかり梅雨を忘れていましたが


7月に入り上旬は
ほぼ雨と天気予報で見て
少ししょんぼりしてます🥲(笑)


まだまだ傘は必須ですね🌂

 

 

 


さて、今日は本題のとおり
仔猫の性別の見分け方について
お話ししたいと思います🐈

 


当院でもネコちゃんを拾った!保護した!と
診察に連れてくる患者様も多くみられます☺️

 


その際、この子オスかな?メスかな?と
まず気になるところですよね!

 


性別を知ることが出来れば
名前もつけられますし📛
今後、お家で飼うのか里親を探すのか
どうかの判断材料にもなります🏠

 

 

基本的に

ペットショップやブリーダーなどで飼えば

そこで教えてもらい、知ることができますが

 

 

捨て猫や野良猫を保護した場合は
自分で性別を確かめるか
動物病院で判断してもらうかになります💡

 

 

飼い主さん自身で最もわかりやすく
性別を見分ける一番確実な方法は
生殖器を見ることです🔎

 

 

 


成猫であればほぼ確実に見て
性別が判断できますが

 

産まれて間もない仔猫は
まだ生殖器の特徴がはっきりせず
見分けることが難しい場合もあります

 

 

ですが、生後2ヶ月頃からは
見て判断できるようになります✨

 

 

f:id:hinode-ah:20210702145519j:image

 

🚹オスの場合は


肛門のやや下に生殖器(ペニス)があります
はっきり確認できるわけではなく
何か丸い小さい突起があるといった感じです


肛門と生殖器の間に睾丸があるので
肛門と生殖器は離れています

 


ただ、まだ幼い仔猫のうちは
睾丸が体内にあって
外から確認するのが難しい場合もあります


それでも尻尾の方から
肛門、睾丸、生殖器と並んでいるので
メス猫よりも肛門と生殖器の間が

長くなっているのが特徴です!

 

 


🚺メスの場合は


肛門の下のすぐ近くに
生殖器(会陰)があります
肛門から下に毛が生えていない部分があり
コーヒー豆のような形をしています

 


つまり、簡単に言うと
肛門と生殖器の距離が長い方がオス
近い方がメスということになります💡

 

 


確認する時は、見るか優しく触るかで
生殖器を無理に触ったり
尻尾を引っ張ったりせず


当院でも性別確認できますのでお気軽に
健診がてら連れて来てあげてください🏥😺