ひので動物クリニックのBlog

愛知県弥富市にある「ひので動物クリニック」のブログです。

季節の変わり目

こんにちは!寺澤です🍀

 

暖かい日が続いたと思えば

急に寒くなったりと

まだまだ気温の変化が激しいですね

 

 

気圧が下がったり天候が急変すると

体調を崩す人がいるように

 

今のような冬から春にかけてなどの

季節の変わり目は特に

ワンちゃんもネコちゃんも

天候によって体調不良を起こす場合があります🤒

 

 

その不調で多い症状は

 

・食欲不振

・うんちが柔らかい(下痢)

・嘔吐

・元気がない(散歩を嫌がる、疲れやすいetc...)

 

などで軽い胃腸炎を起こすことが多いです

 

 

お歳の子や仔犬は

免疫力が低くなっていることが多いため

特に不調を起こしやすいので注意が必要で

 

持病がある子も季節の変わり目は

症状が悪化しやすいといわれています😿

 

 

軽いものであれば

診察で点滴をしたり、症状に合わせてお注射をしたり

お薬を処方され、その後様子をみてもらう

で、ほとんど改善する場合が多いですが

 

症状が続いたまま数日様子を見てしまうと

脱水や栄養不良などで入院治療になってしまったり

 

もしくは胃腸炎とは別に

他の病気にかかってる場合もあります

 

その際、早期発見にも繋がるので

症状が出始めたら

早めに受診して頂くことをおすすめします🏥

 

 

これは様子見てもいいのかな?など

これは診察で診てもらった方がいいのかな?など

ご不明な点がありましたら

お電話でもお気軽にご相談ください🪴

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4月の臨時休診

4月1日(月)午前休診

 

4月2日(火)午前休診

 

4月16日(火)午後休診

 

4月19日(金)午後休診

 

4月22日(月)午後休診

 

以上を臨時休診とさせていただきます。

 

ご迷惑おかけしますが

 

ご理解の程よろしくお願いします。

 

免疫介在性溶血性貧血

こんにちは、野村です!

 


これから桜が咲き始める時期ですね😌

 


満開になるのが楽しみです🌸

 

 

 

 


今日は

 


免疫介在性溶血性貧血(IMHA)

 


についてお話しします。

 


免疫介在性溶血性貧血とは、自己免疫の異常により

 


赤血球が壊れ、貧血になる病気です。

 


何らかの原因で赤血球が壊れることを

 


溶血といい、犬では玉ねぎ中毒やバベシア症

 


などが挙げられます。女の子のわんちゃんに多い

 


疾患といわれています。

 


自分の赤血球そのものに免疫反応が向けられた

 


場合(自己免疫性溶血性貧血)と

 


赤血球に付着している何らかの物質

 


(たとえば薬物など)に対して免疫反応が

 


起こっている場合があります。

 


どちらも結果は同じで

 


赤血球の表面に抗体という免疫物質が

 


結合することになります。

 


そのような赤血球は脾臓や肝臓で破壊されたり

 


あるいは血管の中を流れながら破壊され

 


その結果貧血となります。

 

 

 

症状

 


・元気がない


・食欲がない


・あまり動きたがらない


・すぐ疲れる


・発熱


・粘膜蒼白

 


・皮膚、白目、耳介などに黄疸がみられる


・ぐったりしている


・尿の色が濃い   

 


など

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治療としては

 


お薬で免疫機能を調節することで

 


赤血球の破壊を食い止めます。

 


貧血が重度の場合には輸血や

 


呼吸を楽にするために酸素室にて

 


治療を行うことがあります。

 


お薬での治療で十分な効果が得られない場合には

 


赤血球が破壊される場所の一つである脾臓

 


手術で摘出することもあります。

 


わんちゃんにおける急性のIMHAでは

 


死亡率が高く(30~80%)、出来るだけ

 


早期に適切な治療を開始してあげることが

 


重要になります。

 


治療には数ヶ月かかることが多く

 


いったん完治した場合でも再発することが

 


多いとされています。

 

 

 

普段から元気、食欲、尿の色などにも注意して

 


変化に気づける環境づくりを行い

 


定期的な健診や

 


異常が見られたら早めに動物病院に

 


受診するようにしましょう🤒

もうすぐ繁忙期に入ります!

こんにちは!

松本です☺️

 

もう少しで春ですね🌸

 

この寒さもあと少しで嬉しい半面

 

花粉症なので春を手放しで喜べない自分もいます💦

 

3月は長期の休診によりご迷惑をおかけしました😌

 

明日からまた通常診療が始まります!!

 

 

 

そして、もうすぐ繁忙期です!

 

4月から6月は、

 

動物病院が一年で1番忙しい時期になります😿

 

犬の狂犬病予防接種、フィラリア、ノミダニなど

 

予防関係がこの時期に集中しているためです💦

 

ちなみに今年はブログなどでもお伝えしている通り

 

温暖化により蚊の出現時期が早まったため

 

フィラリアの予防が5月〜12月と

 

ひと月早くなりました

 

混雑を避けるため

 

患者さんには

 

時期をずらしてダイレクトメールをお送りしています🙇

 

ちなみにフィラリアとノミダニは

 

もう検査とお薬のお渡しができますが、

 

狂犬病の予防接種は4月からになります。

 

3月中は打てる事は打てますが、

 

お手続きができませんのでご注意ください😔

 

混雑する時期になると、

 

「駐車場がいっぱいで停められない!」

 

というお声を頂きます

 

非常に申し訳ありませんが、そういった場合は

 

診察券だけ入れにきて頂き、

 

少し時間を空けてからご来院ください🙇‍♀️

 

診察券を入れた時の順番はキープされます。

 

待ち時間も長くなる傾向にありますが、

 

受付で聞いて頂ければ

 

おおよその目安時間をお伝えできますし、

 

一旦外出していただく事も可能です。

 

外出される場合は、

 

受付まで外出する旨をお伝え頂き

 

戻られましたら、再度受付までお声掛けください

 

何かご不明な点があれば、

 

お気軽にお問い合わせください😊

 

蛇口の水を直飲みするのがマイブーム✨
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猫風邪

こんにちは!金田です🌞

 

最近は暖かくなってきたと思ったら

 

また寒い日に逆戻りしてきましたね🥶

 

今回は猫ちゃんの風邪について

 

お話ししたいと思います!

 


猫風邪(猫ウイルス性鼻気管炎)の症状としては

 

人の風邪と同じように

 

・くしゃみ

 

・元気、食欲消失

 

・発熱

 

・鼻水

 

・目ヤニ

 

・涙

 

などの症状があります

 

⚠️特に子猫や高齢の猫は免疫力が低いため

 

重症化しやすく最悪の場合死に至る

 

危険性もあります

 

早期に治療する必要があるため

 

早めの受診をお願いします

 


感染経路としては

 

感染猫のくしゃみや唾液などの体液から

 

感染します

 

一度感染してしまうと体の中から

 

ウイルスを完全に排除することは難しいため

 

免疫力が低下したり、ストレスが生じると

 

再発してしまうことがあります😔

 


予防としては

 

・定期的にワクチンを接種する💉

 

・多頭飼いの場合他の子への感染を防ぐため

 

 食器やトイレを分けたりこまめに消毒する

 

・家の外へ出さない

 

・乾燥しやすい冬に多く見られるため

 

 保温や保湿に気をつける

 

 などの方法があります!

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体調管理に気をつけて

 

寒い冬を乗り切りましょう❄️