こんにちは🌥
看護師の寺澤です!
今日はうさぎさんの
切歯・臼歯カットについて
お話ししたいと思います🐰
うさぎさんの歯は6本の切歯(前歯)と
22本の臼歯(奥歯)から成り立っています🦷
うさぎさんの歯は「常生歯」と呼ばれ
常に歯が形成される仕組みで
伸び続けるという特性を持っています
そのため、上下の歯が
食物を食べる際にうまくすり鉢のように重なり
刺激する事によって適切な長さを保っています
そのため、ケージなどを噛むことによって
切歯の上下の歯が
うまく噛み合わせる事が出来なくなり
伸び続けてしまう病気を「不正咬合」と呼びます
臼歯も遺伝の要素や
外傷・歯根感染・切歯の過長に伴って
不正咬合になってしまいます
一旦不正咬合になってしまうと
自然に治る事は難しいと言われてます😣
症状としては
物がうまく食べられないために
元気や食欲の喪失や
硬いペレットのご飯を避け
柔らかい野菜のみを食べるために
セルロース不足となります
この時、消化器運動の機能低下が起こり
お腹が張った状態が認められる事があります
不正咬合が続いて臼歯が伸び続けてしまうと
鋭くなってしまった歯が元で
口内を傷つけてしまう事もあります
治療としては
切歯が伸びてしまった場合は
無麻酔で適切な長さにカットします✂️
臼歯が伸びてしまった場合は
麻酔下で適切な長さに
カットしなくてはならない時もあります
一定の期間が開くと
また歯が伸びて食欲不振になってしまうため
定期的にカットする事がおすすめです💡
お家の子の歯の長さが気になる方は
診察中でもチェックできますので
お気軽にお申し付けください ☺︎