ひので動物クリニックのBlog

愛知県弥富市にある「ひので動物クリニック」のブログです。

犬の鼻づまり🤧

こんにちは

 

伊藤です🐶

 

最近お昼も少しずつ涼しくなってきて

 

朝夜は寒いくらいまで気温が下がってきましたね*🥶

 

風邪ひかないように気をつけましょう🤧

 

 

今日は

 

わんちゃんの鼻づまりについてお話します。

 

まず鼻づまりの原因は何があるのか、、、

 

 

① 気候の変化


鼻づまりが特に多い季節は

 

寒くなる秋や冬に多いです。


私たち人間もそうですが

 

暖かい室内から寒い外に出たときに

 

鼻水が出ることがあります。


これは

 

冷たい空気を鼻で吸い込むことにより

 

粘膜が乾燥して刺激されるためです。


冷たい空気を吸い込むことにより出る鼻水は

 

空気中に湿度を加えるという働きもあります。

 

 

② 刺激臭

 

犬の鼻の奥には

 

においを感じ取る嗅細胞というものがあります。


嗅細胞は

 

刺激臭を嗅いだときに痛みとして感じられます。


その際に、鼻の内部を守るために鼻水を分泌して

 

嗅細胞を守る働きをするのです。

 

 

③ アレルギー

 

私たち人間と同様に

 

犬はアレルギーによっても鼻づまりを起こすことが

 

あります。


アレルギーで代表的なものは

 

花粉でしょう。


また、細菌やハウスダストなどによっても

 

アレルギー症状が現れることがあります。


花粉などのアレルギー症状を起こすものが

 

犬の鼻に入ることで

 

大量の鼻水やくしゃみが出るでしょう。

 

 

④ 鼻炎

 

鼻炎には

 

急性や慢性、そしてアレルギー性の3種類に

 

分類されます。


アレルギー性鼻炎

 

先述した花粉などによって引き起こされます。


また、急性鼻炎はウイルスや細菌に

 

感染することにより

 

くしゃみや鼻づまりなどの症状が見られるでしょう。


また、慢性鼻炎は鼻炎の症状を繰り返すため

 

完治しにくく

 

犬は年中鼻づまりを起こしてしまいます。

 

 

⑤ 鼻以外での病気

 

歯周病や鼻腔内腫瘍などの病気によっても

 

犬が鼻づまりを起こすことがあります。


歯周病により鼻づまりが起こることは意外ですが

 

上顎歯肉の炎症が重度になることで

 

鼻にも炎症が及んでしまい

 

鼻水が出るようになります。

 

 

症状は何が出るの?

 

① 大量の鼻水が出る

② 呼吸がしにくくなる

③ いびきをかく

 

f:id:hinode-ah:20241012002147j:image

もしこのような症状があれば

 

悪化する前に病院に連れてきてあげてください。