こんにちは!
獣医師の家田です。
さて、今回は...
仔猫のうちからお家でやっていただきたいこと
を紹介したいと思います!
と言うのも、8月は体感として仔猫を診察する機会が多かったためです🐈
成猫さんにも参考になることはあるかと思いますので
ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います🙇♂️
テーマとしては以下の2つになります💡
①飼い主さんを噛まないために
②病院が嫌いにならないために
①飼い主さんを咬まないために
完全室内かつ1頭のみで飼われている猫ちゃんでは
刺激不足から噛み癖が出る子もいます💦
実際、先月だけでも何回かご相談を受けました。
成猫になってから噛み癖を治すのはかなり根気が必要です。
そのため、仔猫の時から人の手足を使って遊ばせないこと
猫ちゃんが飽きない様に刺激をたくさん与えることが大切です⚡️
手足を噛まれた際に応戦してしまうと
猫ちゃんは一層興奮して噛んでしまいます😓
最も効果的なのは
噛まれる状況を作らないことです!
猫ちゃんが狙っている様子があれば立ち去る
おもちゃなど別の対象に注意をそらすなど
徹底して噛まれない様にすることが必要です👀
また、室内かつ1頭のみだとどうしても刺激の少ない生活になりがちです。
そのため毎日色んなおもちゃを使って遊んであげる
空き箱・紙袋・登れる場所を提供することで
刺激不足を解消してあげましょう✊
②動物病院が嫌いにならないために
猫ちゃんはたとえご家族と一緒でも
知らない場所に行くことはとても苦手です💨
特に動物病院は注射を打ったり検査をしたりと
猫ちゃんにとって嫌なことをされる場所です。
若いうちは病気で病院に行く機会は少なく
予防接種や避妊・去勢手術での来院が多いため
そういった経験がトラウマになることもあります💦
そうするとキャリーケースへなかなか入ってくれない
病院で興奮してしまうなどの原因になり
結果として十分な検査・治療ができなかったり
そもそも病院へ連れて行けなかったりということも起こり得ます😣
キャリーケースに慣らすために
猫ちゃんが普段いる部屋にケースを置き
ケースの中にはおやつやご飯を入れておくと良いでしょう🧁
慣れてきたらケースに入った状態で
少し外を散歩してみるのも良いと思います🚶♂️
また、猫ちゃんの匂いがついたタオルを診察中にかけてあげたり
診察室でおやつを与えていただくのも効果的です。
もし他にも猫ちゃんの行動に関してお困りごとがあればご相談いただければと思います🙇♂️