こんにちは!
看護師の松本です✨
今月当院では、乳腺腫瘍の手術が3件あります💉
動物病院では、
特定の病気の子が重なったりすることが稀にあります💦
「今月腫瘍の子の手術多いねー!」とか、「今週入院の子多いね!」などですね💊
そのように訪れたせっかくの機会なので、
今日は乳腺腫瘍のお話をしたいと思います☺️
乳腺腫瘍とは、文字通り犬猫の乳腺(乳房)にできる腫瘍です。
多くの場合、避妊手術をしてない子に発生し、
基本的な治療は手術での腫瘍の切除になります✂️
「腫瘍って、ガンなの??」と聞かれるオーナーさんもいらっしゃいますが、
悪性か良性かは、手術して切り取った腫瘍を
病理検査に出してみないと分かりません💦
良性の場合は切除のみで治療が終わりますが、
悪性だった場合は、
状態に応じてその後も治療を続けます💊
ただ一つ、乳腺腫瘍が他の腫瘍と違うことは、
「避妊手術で予防できる」
という事です‼️
避妊手術をしていない子が乳腺腫瘍になる確率は非常に高いです😨
なぜかと言うと、
乳腺腫瘍には、卵巣から分泌される女性ホルモンが大きく関与しているからです😾
逆に言えば、早期に避妊手術をすることで、高確率で乳腺腫瘍を防ぐことが出来ます👌
初回の発情までに避妊手術を終えると、
乳腺腫瘍の確率を数千分の一まで抑えることが出来ます👍🏻
その後、2回目の発情、3回目の発情を経るに連れて段々とその確率は上がっていき…
6歳から7歳でその効果はなくなると言われています。
ですので当院では、成長期が終わった7ヶ月からの避妊手術を強くオススメしています✊🏻
愛犬、愛猫の長生きの為に、ぜひ早めの避妊手術をしてあげて下さいね✨
もちろん去勢手術もオススメしていますし、それで防げる病気もありますが、
それはまたの機会に……😊
大あくび😅